販促品でウェットティッシュを配るメリットと注意点

企業が行うマーケティング戦略の1つとして有効なのが販促品の配布です。販促品というとボールペンや缶バッジにキーホルダー、マグネットシールにタオル等色々ありますが、おすすめなのがウェットティッシュです。ではウェットティッシュを販促品として配る場合どのようなメリットがあるのか、注意点も合わせてそれぞれいくつかあるので詳しく見ていきましょう。

メリット①機能性と実用性を兼ね揃えている

ウェットティッシュは水分を含んだティッシュで、中にはエタノールを含み除菌作用のあるものもあります。

そのため、幅広いシーンで使用する事が出来るというのが大きなメリットです。普通のポケットティッシュの場合、汚れをふき取る時には役立ちますが、ベタベタした汚れは取りにくかったりもします。

そのため、例えば手や体、顔の汗を拭う事くらいは出来ますが、夏の脂ぎった汗をきれいにふき取りスッキリさせる事は出来ません。しかしウェットティッシュなら汚れをふき取るだけでなく、嫌なべたつきや脂分もきれいに取れてさっぱりします。

特に夏の外出時はシャワーを浴びる事も出来ないため、汗をかくとさっぱりする事は出来ませんが、そこに販促品のウェットティッシュがあれば、さっぱりする事が出来ます。販促品というとなかなかもらっても使い勝手がよくないものもあり、困ってしまうというケースがありますが、ウェットティッシュならカバンに入れておく事でちょっとした汚れや汗等を拭きとれるので非常に便利です。

このように優れた機能性と実用性を兼ね揃えているというのが大きなメリットなので、販促品で配れば受け取った人も喜んでくれます。また使えるシチュエーションも多く、外出時だけでなく食事の後にも使えますし、運動した後にも使えます。

その都度広告を見る事になるので効果は大きいです。

メリット②広告スペースが大きい

広告スペースが大きいというのもメリットの1つです。例えばボールペンを販促品で配っている企業も結構ありますが、広告スペースはほとんどなく、せいぜい自社企業名を入れる位しか出来ません。しかも使っている時は握って文字や絵を描いている状態なので、なかなか宣伝効果は大きくないというのが実情です。

しかしウェットティッシュの場合、大きな広告スペースがあります。またラベル部分には自由にデザインが出来、さらにフルカラー印刷も可能なので、広告効果は抜群です。そのため、ただ企業名をいれるだけでなく、そこにロゴマークや連絡先、さらにはキャッチコピーや商品の情報等も入れられて、配った人に大きな宣伝をする事が出来るというのがメリットです。

しかもウェットティッシュを使う時は毎回その部分を見るので、費用対効果はかなり大きいです。さらにウェットティッシュは広告スペースが大きいだけでなく、香りをつけて個性を出せるというのもメリットです。そのため、他にはないオリジナリティの高い販促品が作れます。

当然他の販促品とは一味違うので、受け取った人の印象も大きいです。

メリット③コストパフォーマンスが高い

コストパフォーマンスの良さも魅力です。ウェットティッシュは大量生産されているため、販促品として発注する場合も安く仕上げる事が出来て非常に経済的にリーズナブルです。それでいて、もらった人は使い勝手も良いため、宣伝効果としても高い効果が期待出来て、限られた予算を有効に使いたい企業にはうってつけです。

メリット④環境に優しい

ウェットティッシュは環境にも優しいため、販促品として配る事でこの企業は環境に配慮しているという事をアピール出来ます。いくら有名で規模の大きな企業でも環境に配慮していないとイメージも良くないですし、それが売り上げにも影響してきます。

販促品は無駄とか、環境に優しくないという意見もありますが、ウェットティッシュなら使い勝手も良いので無駄にはなりませんし、環境にも優しいのでこういう批判をかわせるというのも良いです。

メリット⑤保存性が高く持ち運びしやすい

保存性が高く、携帯しやすく持ち運びしやすいというのもメリットです。ウェットティッシュは長期間使用する事が出来ます。そのため販促品として配る事で、目に触れる回数も多く、その分配った人の記憶に企業の伝えたい情報が残りやすいです。

例えば10枚入りのウェットティッシュを配れば、最低でも10回は広告を見る事になるので、広告効果は大きいです。またウェットティッシュは配りやすい大きさなので、受け取ってもらいやすいです。そして受け取った側も、それほどかさばるものでもないので、とりあえずカバンに入れておくという人も少なくありません。

しかも普通のポケットティッシュを街中で配っているケースはよく見かけるので、カバンの中にポケットティッシュが入っているという人は結構いるかもしれません。しかしウェットティッシュを普段から持ち歩いているという人はそれほど多くないため、その分販促品としてもらった時は嬉しいですし、さらに持ち運びもしやすく長く使えるので、その分宣伝効果も長く持続します。

注意点①ターゲット層がどういうものを好むか調べて販促品に活かす

販促品としてウェットティッシュを作る場合、まずどういうターゲットに向けて作るのかという事を決めておく必要があります。販促品だからと言って老若男女全ての人に配るという事ではあまり宣伝効果もありません。そこでどういう層をターゲットにするのか、またそのターゲットはどういうウェットティッシュを好むかという事を考えて作ると良いです。

例えば外回り中心の営業マンをターゲットにする場合、特に夏場は汗をかく事が多いので、普通のウェットティッシュよりも、メントールを含んだものにすると汗をふき取るだけでなく爽快感も出るので喜ばれます。その一方でデザインはあまりカラフルで派手にしてしまうと外で使いづらくなるので、なるべく色味を抑えて、それでいて伝えたい情報だけ載せるというようにすると良いです。

注意点②費用対効果を考える

販促品としてウェットティッシュを作る場合、コストはそれほどかかりません。それでも大量に作りすぎてしまえばそれなりに費用はかかります。そこで重要なのが費用対効果を考えて制作するという事です。沢山作って、沢山配ればそれなりの宣伝効果は出ますが、消費者のリアクションよりも費用が上回っていたら意味がありません。

大切なのはいかに少ない予算で最大限の効果を出すかなので、どれ位の予算を組んで、どれ位の消費者のリアクションを期待するのかという事を考えて、丁度良い塩梅の数を作るようにしましょう。

販促品としてウェットティッシュを配るメリットは沢山あるので、企業アピールをしたい場合はおすすめ

販促品としてウェットティッシュを作って配るのはメリットは大きいです。広告スペースが大きいですし、コストパフォーマンスも抜群。さらに、持ち運びしやすく機能性と実用性を兼ね備えており、保存性も高いので長く使ってもらえて、その分宣伝効果も高いです。

その一方で、ターゲット層を絞っていかないと費用対効果も出ないので、作る時はしっかりと入念に計画を練って作る必要があります。